Fileオブジェクト - Deleteメソッド


【書式】

File.Delete force

指定したファイルを削除します。

引数folderspecには削除するファイルの名前を指定します。存在しないファイル名を指定するとエラーになります。ファイルが存在するかどうか調べるには、FileSystemObjectオブジェクトのFileExistsメソッドを使います。

引数forceは省略可能です。Trueを指定すると読み取り専用ファイルも削除されます。省略するとFalseとみなされます。引数forceにFalseを指定した場合、読み取り専用ファイルを削除しようとするとエラーになります。ファイルの属性を調べるには、FileオブジェクトのAttributesプロパティを使います。

FileオブジェクトのDeleteメソッドは、FileSystemObjectオブジェクトのDeleteFileメソッドと同じ働きをします。

Sub test69()
    Dim FSO As Object
    Set FSO = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
    ''C:\Tmp\Report.xlsxを削除します
    FSO.GetFile("C:\Tmp\Report.xlsx").Delete
    Set FSO = Nothing
End Sub