【書式】
File.Attributes
ファイルの属性を設定/取得します。
属性を操作するときは次の値を使います。
| 値 | 属性 |
|---|---|
| 0 | 標準ファイル |
| 1 | 読み取り専用ファイル |
| 2 | 隠しファイル |
| 4 | システムファイル |
| 8 | ディスクドライブボリュームラベル(取得のみ可能) |
| 16 | フォルダまたはディレクトリ(取得のみ可能) |
| 32 | アーカイブファイル |
| 64 | リンクまたはショートカット(取得のみ可能) |
| 128 | 圧縮ファイル(取得のみ可能) |
属性を設定するときは、設定したい属性を表す値の合計をAttributesプロパティに設定します。たとえば「読み取り専用」と「隠しフォルダ」の属性を設定するときは、Attributes = 1 + 2 または Attributes = 3とします。
取得した属性の種類を判定するときは、返り値の数値と、属性を表す値の論理和をAnd演算子でとります。たとえば「読み取り専用」の「フォルダ」かどうかをは、Attributes And 1 + 2 または Attributes And 3がTrueかどうかを調べます。
Sub test56()
Dim FSO As Object
Set FSO = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
''C:\Work\Book1.xlsに「読み取り専用」属性が設定されていた場合は解除します
If FSO.GetFile("C:\Work\Book1.xls").Attributes And 1 Then
FSO.GetFile("C:\Work\Book1.xls").Attributes = 0
End If
Set FSO = Nothing
End Sub