このセミナーは、当協会の専属講師の石田かのこが担当します。
このセミナーでは、Excel の "機能" である、「グラフ」や「スパークライン」(Excel 2010から追加)、「条件付き書式」(Excel 2007から追加)について学習したい方を対象に、基礎から活用方法までをご紹介します。
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Excel のグラフは、パッと見は "絵" なので、きちんと学習をせずになんとなく使っていたり、逆に、見慣れないデザインになっていると、自分で作るのは難しそうと感じてしまったりする方もいらっしゃいます。
また、最近の Excel は、「クイック スタイル」とか「クイック レイアウト」などといった見た目を整えるためのセットが豊富で、選ぶだけでグラフの様子をガラッと変えることができてしまいます。
でもこれが曲者で、「一覧から選ぶもの」だと思っていて本来の設定をご存じないため、小回りが利かないユーザーが多いのも実情です。
アプリケーションの機能や設定項目の名前って難しいですよね。
特にグラフに関する設定項目は、「要素」とか「軸」とか「系列」などといった、どれのことかをイメージしにくい名称が多いです。
Excel は使えるけれどデータ分析のプロではないユーザーは、「データ系列」って言われたってどこのことだかわからないけれど、「グラフの棒」って言ってくれたらわかったりしませんか?
そんなグラフを扱うための用語や本来の設定項目、設定場所について学習すれば、もっと自分の理想に近いグラフに短時間で仕上げることができるようになるはずです。
たとえば、Excel で折れ線グラフを作成したとき、作成直後は、折れ線が左端 (数値軸上) からスタートしていません。また、元データに空白セルがあると、(黄色の折れ線のように) 途切れてしまいます。
テレビや雑誌で見かけるグラフは、下のグラフのように折れ線が数値軸上から表示されるケースが多いのですが、Excel のグラフは設定を変更しないとこうはなりませんし、データのない部分は自然にはつながりません。
作りっぱなしではダメなのです。このセミナーでは、このような設定方法の例をたくさんご紹介する予定です。
「何のためにグラフを作るんですか?」
「マネージャーにグラフにしてくれって言われたから」
「・・・」
まぁ、そうなんですけどね。では、なんのためにマネージャーさんはグラフが必要だと思ったのでしょう?
グラフであることに意味があるのか、数値データをわかりやすく表現したレポートが必要なのか、それによって、ほかの機能をチョイスしてもよいのかもしれません。
Excel 2010 以降のバージョンでは、セルに小さなグラフを表示する「スパークライン」という機能があります。
たとえば、比率を表したいのならそれは円グラフを使うべきだと思いますが、データの傾向などを読み取るために推移や比較結果を知りたいのであれば、スパークラインを使って数値データのすぐそばに小さなグラフを表示したレポートを作るのも 1 つの方法です。
ただし、だいたいこういうものは、設定は容易だけれど、設定しっぱなしでは適切な形にはならないのです。
そのあたりのテクニックなどを覚えて、データの視覚化の手法の 1 つとして使えるようになってみませんか?
私たちは、"色" を使って何かを見つけやすくしたり、わかりやすさを追及したりします。
たとえば、「目立たせたい」、「違いを強調したい」、「注意を促したい」というときに、"色" を活用します。
そんなときに使うべきなのが条件付き書式です。
条件付き書式はその名の通り、「条件を満たしたセルに、自動的に書式を設定する」機能です。
「表の担当者の列の "石田" を目立たせたい」とか、「重複データを見つけたい」といったときに、何かいい方法はありませんか?と聞かれたら、条件付き書式を使ったらどうですか?とお答えします。
たとえば、「このシートの空白セルを埋めて、私に送ってほしい」なんていうファイルがあるとき、空白セルの場所をわかりやすくするために、セルに色を付けたりします。このとき、1 つずつ手作業で塗りつぶしを設定すると、セルの見落としがでたり、データの入力後に塗りつぶしの色を解除するという手間が増えたりします。
こんなときに、「条件=空白セル」「書式=ピンクの塗りつぶし」という条件付き書式を設定すると、選択している範囲内の空白セルに塗りつぶしをもれなく設定できますし、データを入力すれば色は消えますから、解除作業も不要です。
また、Excel 2007 以降のバージョンでは、「データ バー」や「アイコン セット」、「カラー スケール」といった新しい条件付き書式を利用できます。
たとえば、本セミナーでご紹介するスパークラインと条件付き書式を組み合わせると、スパークラインだけでは比較できない数値の差異を条件付き書式の「データ バー」などで表現できるため、1 つの表の中で、個々のデータの推移だけでなく、項目ごとの比較も可能になります。
これもスパークラインと同じで、設定しっぱなしでは適切な形にはならないのです。
たとえば、データ バーと数値が重なって見にくいのなら、バーだけ別のセルに表示すればよいと思いませんか?
「設定しました。ほら、美しいでしょ」では終わらない機能の使い方についてご紹介します。
このセミナーでは下記の構成で Excel のグラフなどの視覚機能について学習いただく予定です。
ただし、当日の進行状況や質問の状況などにより変わることがあります。また、アップデートにより構成を変更することもございます。
1. Excel のグラフ機能 概要と基本操作
Excel のグラフの基本的な操作と設定についてご紹介します。
2. グラフのカスタマイズと Tips
グラフを作成、編集するときによく行われる追加設定をご紹介します。
3. スパークライン
Excel 2010 から追加されたスパークラインについてご紹介します。
4. 条件付き書式
条件付き書式の基本と、Excel 2007 以降で追加された新しい機能についてご紹介します。
2019年
02月10日(日曜) 10:00~17:00 東京・神谷町 写真
05月12日(日曜) 10:00~17:00 東京・神谷町 写真
09月01日(日曜) 10:00~17:00 東京・神谷町 写真
開催会場にご注意ください。
申し込みのときは、必ず日付を明記してください
前日の0:00まで
東京・神谷町:東京都港区神谷町 日比谷線神谷町徒歩1分
大阪・梅田:大阪市北区太融寺町 曽根崎東交差点そば
10名~15名程度(先着順)
\37,000(税込)
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