AI時代のExcel「Rebirth
~負の遺産を有効資産へ変える最強の活用術~


長年にわたって企業向けセミナーなどで「Excelの正しい"使い方"と"学び方"」の話をしてきました。正しい使い方をしていないからExcelが難しいのであり、正しくトレーニングしていないからExcelのスキルが上がらないんです。これは間違いありません。とはいえ、その内容は"AIが普及する以前"に考えたカリキュラムです。では、ExcelのAI活用が当たり前になった現在、新しい視点はないだろうかと思案しました。すると、自分でも驚くような結論が見えてきました。いやぁ~考えてみるものですね。長生きはするものです。Excelに携わって30年以上も経ちますが、ここにきて"Excelに対する考え方"が大きく変わるとは思いもしませんでした。

正しい使い方

Excelの正しい使い方は「入力→計算→出力」です。それは変わりません。では、その流れにAIはどう関わってくるのでしょう。簡単に言うと「すべて自分で作る」から「AIと協力して作り、それを承認する」という変化です。もちろん、AIにも"得意分野と苦手分野"があります。ただ使うだけでなく、適材適所で使わなければAIのポテンシャルは発揮できません。たとえば、AIは数式作成が苦手です。AIは何でもできるって勘違いしていませんか?違うんですよ。VBAマクロの作成や修正は得意ですけど、関数を駆使した数式の作成は超苦手です。これは私の個人的な感覚だけでなく、AIの仕組みを考えたとき、やむを得ない理由なんです。じゃ、どーしますか?「入力→計算→出力」の"計算"でAIのサポートは受けられないのでしょうか。いいえ、だから「AIと協力して作り」なんです。AIに丸投げしたら失敗します。

ちなみにVBAは出力で使います。Excelで作成する出力(アウトプット)は、相手に合わせる必要があります。相手が人間なら表やグラフの体裁を指定されるでしょう。基幹システムなど別のアプリにデータを渡す場合は、CSVのフォーマット指定などもあります。そうした個別の整形や修正に役立つのがVBAです。入力や計算でVBAを使うと、DXの流れを阻害するのでやめましょうね。マクロの作成や運用に自信がない?大丈夫です。そこはAIの得意分野。正しいプロンプトを書ければ作成してくれます。まあ、問題は"正しいプロンプトを書けるか?"なんですけどね。書き方のポイントはセミナーで解説します。

正しい学び方

とにかく皆さんは、Excelを知らないし使えません。反論はありますか?とはいえ、しかたありません。これまでExcelの基礎を学習していないのですから。だって大変ですよね、何かを学習するのって。昭和の"本しかない"時代に比べて、今はインターネットがあります。Webサイトでも掲示板でも動画でも、学習する場は数多いです。それでも、思うようにスキルアップしませんし、実務に役立つほどの効果は少ないです。なぜか分かりますか?ネットでExcelを解説している方の多くはシロウトだからです。自慢のExcelスキルだって、限られた業務で"ちょっと詳しい"レベルです。何よりも、"教える"ということに関してシロウトです。自分でやるのと、他人に教えるのは雲泥の差があります。そんなことは、皆さん自身もご存知じゃありませんか。

優秀な先生に教わると成績が伸びます。学生時代に経験した方も多いでしょう。でも、周りに優秀な先生なんて、どこに…。いや、いるじゃないですか、AIですよ。AIって知識だけは豊富ですからね。そこらの"ゆうちゅうばあ"とは比べ物になりません。しかも24時間365日、いつでも何でも教えてくれます。素晴らしいですね。これで、間違えなければ最高なんですけど。そう、AIをあなた専用のトレーナーとして活用すればいいんです。ただし注意があります。AIは、正しい質問をしないと望む回答を返してくれません。そして何より、AIは間違えます。だから、AIの回答を盲信しないというスタンスが必須です。そのへんのコツと、具体的なプロンプトはセミナーでお話ししましょう。

負の遺産を再生する

このように、これからのExcel業務にAIは深く関わってきます。むしろ、"使わない理由はない"でしょう。とはいえ、30年前から指摘される大きな問題もあります。すでに業務は続いているんです。まったく新しいビジネスの起業でもない限り、あなたの仕事は過去から脈々と続いています。会社のサーバーには、フロッピーディスク時代から量産された"負の遺産"が膨大に蓄積されています。あなたが日々使っているExcelブックも、もしかしたらそうした過去の遺物かもしれませんね。使いにくいったら、ありゃしない!いっそのこと作り直すか?なんて思っても、腰が引けます。なにしろ業務を止めるわけにはいきません。失敗は許されませんし、そもそも数式やマクロが、どういう仕組みで機能しているかの全体像を把握しきれません。Excelのブックは複雑で難解なエコシステムです。列の位置を移動したり、シート名を変えたり、あるいは名前定義を削除しただけでも、今までかろうじて動いていた仕組みは簡単に破綻します。しかたない、今日も我慢して仕事するか…。

✨「私がいるじゃないですか!🤖(キリッ」

こいつの存在を忘れていました。今やAIは、Excelの良きパートナーなのです。そしてAIは、分析や解析がなによりも得意です。企業のサーバーに眠っている膨大な過去ブックも、AIの手にかかれば全体像の把握や、どうしたら良いかの提案など朝飯前です(AIは朝飯を食べませんけど)。つまりAIを活用することで、今の業務が効率化するだけでなく、過去の遺産を有効資産に変えることが可能になるんです。だから「Rebirth(再生)」です。これは長年の夢でした。でも難しかった。"もう一度最初からやり直す"なんて、アニメのタイムリープじゃないんだから。確かに難しい。でも今なら可能です。それほどのポテンシャルをAIは持っています。それが、Excel+AI活用の選択です。

【内容】

  1. 基本サイクル「入力→計算→出力」の進化
    入力(元データ)の絶対的な原則
    AIとPower Query
    AIエージェントの危うさ
    AIは「数式が苦手」の理由
    最も効果的なプロンプト など
  2. AIで学習が変わる
    Excel学習が難しかった理由
    教師としてのAI
    AI学習の利点
    AI学習の問題点
    学習が必要な理由 など
  3. 負の遺産を再生する
    ExcelブックがDXを止める
    ブックは複雑なエコシステム
    ブックの設計書を作る
    属人化問題の解決
    最も重要なこと など

セミナーの詳細について

開催日時

2026年

09月26日() 13:00~17:00 東京・神谷町

開催会場にご注意ください。

申し込みのときは、必ず日付を明記してください

応募締切

前日の0:00まで

開催場所

東京・神谷町:東京都港区神谷町 日比谷線神谷町徒歩1分

大阪:大阪市中央区本町 大阪メトロ中央線、堺筋線「堺筋本町駅」徒歩5分

名古屋:愛知県名古屋市中村区 JR「名古屋駅」桜通口から徒歩5分

人数

10名~15名程度(先着順)

参加要件

  • すべてのExcelユーザー

受講料

\40,000(税込)

請求書や領収証

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お支払い

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お振り込み日の希望などがありましたら、お気軽にお申し付けください。個別に対応いたします。

テキスト

使いません。当日使用したパワーポイントのスライドとサンプルデータは差し上げます。

その他

  • 講師はOffice TANAKAの田中亨が担当します。
  • お申し込みが最少催行人数に満たない場合、中止となることがあります。その場合は、1週間前までにご連絡します。
  • すべて消費税込みの金額です。消費税率の変動により、受講料が変わることがあります。ご了承ください。

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