このセミナーは、Office TANAKAの田中亨が担当します。
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VBAの具体的なテクニックではなく、マクロ全般の質問としては、やはりダントツで多いのが次の2つです。
ちょっと結論じみた話からしますけど、マクロには「速度が求められるマクロ」と「速度が求められないマクロ」があります。何でもかんでも、とにかく速度を追求すればいいのではありません。たとえば、Excelの操作中に何度も実行するような、ツール的な動作ーー私のアドインで使っている、セルの数式をコメントで表示するようなマクローーでしたら、できれば0.1秒でも素早く処理をしたいです。対して、1日に1回とか、めったに実行しないようなマクロだったら、そこまで高速化を意識する必要はありません。だって、もし「マクロの終了までに10分かかる」と分かっているのなら、その10分で別の仕事ができるじゃないですか。その10分は決して"無駄な時間"にはなりません。ですから、とにかく「もっと速く!」って考えない方がいいです。
とはいえ、みなさんのマクロを見ていると、確かに遅いです(笑)。遅い原因のほとんどは「わざわざ遅い書き方をしている」からです。東京から福岡へ行くのに、いったん札幌に寄ってから向かうようなものです。それを日本語で"無駄"と呼びます。ですから、マクロの遅さに悩んでいる方は、まず「無駄を省く」ことを意識してください。それだけで、見違えるほど高速化します。裏技やウルトラテクニックを覚えるのは、その後です。
【高速化についてのテーマ】
「どうしたら、マクロのコードが読みやすくなりますか」という質問も切実です。この手の質問をする人は、たいてい過去に苦い経験をしています。前任者がマクロを作った。その前任者が辞めてしまった。マクロに関する説明は一切受けていない。コードを見たけど、何が書かれているのかチンプンカンプンだった…みたいな。これは、日本国中で起こっている惨事です。他人が書いたコードが読めなかったとき、多くの場合は「私にVBAの知識がないから読めないんだ…私が悪いんだ…ぴえん」と自分を責める方が多いようですね。もちろん、それもあります。でもそれは、あなたが努力すれば済む問題です。そうではなく、もっと大きな原因があります。
それは、マクロの作成者が「第三者でも読みやすいようなコード」を書かなかったからです。その理由は、"意識"と"技術"です。そもそも読みやすいコードを書こうという意識がないと。これはもう論外です。とにかく動けばいい、結果が出ればいい、そのためにネットを検索して、訳も分からずコピペしまくる。自分でもなぜ動いているのか理解していないのですから、第三者に読みやすくすることなど不可能でしょう。しかし、そうした意識があっても、じゃ、具体的にどう書いたら読みやすくなるのかと。そういう情報って、ネットにはありません。なので、たくさんお教えします。
【可読性についてのテーマ】
2022年
05月29日(日) 10:00~17:00 東京・神谷町 満席 写真
11月19日(土) 10:00~17:00 東京・神谷町 写真
2023年
07月08日(土) 10:00~17:00 東京・神谷町 写真
2024年
07月20日(土) 10:00~17:00 大阪 写真
開催会場にご注意ください。
申し込みのときは、必ず日付を明記してください
前日の0:00まで
東京・神谷町:東京都港区神谷町 日比谷線「神谷町駅」徒歩1分
大阪:大阪市中央区本町 大阪メトロ中央線、堺筋線「堺筋本町駅」徒歩5分
名古屋:愛知県名古屋市中村区 JR「名古屋駅」桜通口から徒歩5分
10名~15名程度(先着順)
\50,000(税込)/1日
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