データの登録


ListViewコントロールのデータはListItemsコレクションで操作します。データを追加するときは、ListItemsコレクションのAddメソッドを実行します。注意しなければならないのは、ListViewコントロールを表形式(lvwReport)で使用する場合、ListItemsコレクションは左端列(1列目)の項目だということです。2列目以降は、1列目に登録したデータのSubItemsコレクションになります。

この関係はListViewコントロール操作のツボですから、よ~く理解してくださいね。

コマンドボタンをクリックしたとき、上のようにデータを登録するには、次のようにします。

Private Sub CommandButton1_Click()
    With ListView1
        ''1行目
        With .ListItems.Add
            .Text = "田中"
            .SubItems(1) = 38
            .SubItems(2) = "横浜"
        End With
        ''2行目
        With .ListItems.Add
            .Text = "鈴木"
            .SubItems(1) = 28
            .SubItems(2) = "東京"
        End With
        ''3行目
        With .ListItems.Add
            .Text = "山田"
            .SubItems(1) = 41
            .SubItems(2) = "埼玉"
        End With
    End With
End Sub

上記のコードではWithステートメントを使って1行ずつデータを登録しましたが、下のように1列ずつ登録することも可能です。

Private Sub CommandButton1_Click()
    With ListView1
        ''1列目
        .ListItems.Add Text:="田中"
        .ListItems.Add Text:="鈴木"
        .ListItems.Add Text:="山田"
        ''2列目
        .ListItems(1).SubItems(1) = 38
        .ListItems(2).SubItems(1) = 28
        .ListItems(3).SubItems(1) = 41
        ''3列目
        .ListItems(1).SubItems(2) = "横浜"
        .ListItems(2).SubItems(2) = "東京"
        .ListItems(3).SubItems(2) = "埼玉"
    End With
End Sub