ListViewコントロールの列見出しは、ColumnHeadersコレクションで操作します。ColumnHeadersコレクションのAddメソッドを実行すると、列見出しが1つ追加されます。
Private Sub UserForm_Initialize() With ListView1 ''プロパティ .View = lvwReport ''表示 .LabelEdit = lvwManual ''ラベルの編集 .HideSelection = False ''選択の自動解除 .AllowColumnReorder = True ''列幅の変更を許可 .FullRowSelect = True ''行全体を選択 .Gridlines = True ''グリッド線 ''列見出し .ColumnHeaders.Add , "_Name", "名前" End With End Sub
Addメソッドの構文は次の通りです。
ColumnHeaders.Add Index, Key, Text, Width, Alignment, Icon
引数Indexは、列見出しを追加する位置を指定します。省略すると、左から順に追加されます。
.ColumnHeaders.Add , "_Name", "名前" .ColumnHeaders.Add , "_Age", "年齢" .ColumnHeaders.Add , "_Address", "住所"
追加するときに、位置を指定することも可能です。[住所]が2番目に追加されている点に注目してください。
.ColumnHeaders.Add , "_Name", "名前" .ColumnHeaders.Add , "_Age", "年齢" .ColumnHeaders.Add 2, "_Address", "住所"
引数Keyは、列見出しを特定する重複しない名前を指定します。
引数Textは、列見出しに表示する文字列です。
引数Widthは、列見出しの幅を指定します。省略すると、均等な幅が指定されます。
引数Alignmentは、列見出しの配置を指定します。指定できる定数は「lvwColumnLeft」「lvwColumnRight」「lvwColumnCenter」の3つです。それぞれ、読んで字のごとしです。省略すると「lvwColumnLeft」になります。
.ColumnHeaders.Add , "_Name", "名前" .ColumnHeaders.Add , "_Age", "年齢", , lvwColumnCenter .ColumnHeaders.Add , "_Address", "住所", , lvwcolumnright