Excel 2007では便利なショートカットキーが追加されています。たとえば「超便利なショートカットキー」で紹介した、印刷プレビューのCtrl+[F2]や、オートフィルタを設定するCtrl+Shift+Lなどは便利ですね。ほかにも、気づきにくい、でも便利なショートカットキーが追加されていますのでご紹介します。
[F11]は、グラフを作成するショートカットキーです。これは、Excel 2003までも使えました。
実は、グラフを作成するショートカットキーは、もうひとつありました。Alt+[F1]です。
上の結果を見て分かるように、どちらのショートカットキーも新しいグラフシートにグラフを作成します。一般的には、グラフシートよりも、ワークシート上の埋め込みグラフを作ることが多いので、これらのショートカットキーは、あまり使われませんでした。
では、Excel 2007だとどうでしょう。
[F11]キーは変わりません。今まで通り、グラフシートにグラフが作成されます。
Excel 2007からは、Alt+[F1]で埋め込みグラフが作成されるようになりました。上図では、表の下にグラフが表示されていますが、実際にはワークシートの中央に挿入されます。こいつは便利です。使う機会が多いでしょう。