IEのスクリプトをオフにする


ほんと、マジむかつくんですけど、相変わらず画像の右クリックを禁止しているサイトがあるんですよね。特に、某大手有名ブログサイトだとか、某大手有名ニュースサイトだとか。画像を右クリックさせないってのは、要するに画像を保存させたくないってことなんでしょうけど、インターネットの世界で、それは無理なんですって。ネットで公開するということは、画像は保存されてしまうんですってば。右クリックを禁止したところで、ページごと名前を付けて保存しちゃえばいいし。あるいは、画面をキャプチャしてもいい。そもそも、ブラウザで表示した時点で、キャッシュに保存されてるでしょうが。どうしてセコいことばかりに頭を使うかな。もっと、やるべきことがあるでしょ。

画像の右クリックが禁止されているページなんて、どうせJavaScriptでやってるんだろうから、ブラウザでスクリプトの実行を禁止しちゃえばいいわけです。最近はもっばらIE8を使ってるんですが、IEでスクリプトを無効にするのはオプションを変えなくちゃならないんで面倒でした。なので、そうしたときは、昔愛用していたSleipnirを起動して、ワンタッチでスクリプトをオフにしてから、画像を保存していました。

ところが、IE8では、スクリプトのオフが簡単にできるようになったんですね。やり方は簡単。まず[F12]キーを押して[開発者ツール]ウィンドウを開きます。続いて、[無効化]メニューの[スクリプト]をクリックします。これだけ。

まだ、詳細に試したわけではありませんが、この[開発者ツール]って、かなりおもしろそうです。上記のように、ページごとのスクリプトをワンタッチでオフにできるだけでなく、読み込まれてるCSSを表示したり、画像の大きさやパスを表示したり、リンクのレポートを作成してくれたりと、いろいろ楽しめそうです。ちょっと感心したのが、Microsoftが今まで提供してきた"この手のツール"って、どれも使いにくかった印象があるのですが、この[開発者ツール]は実に使いやすいです。ヒマを見て、使い倒してみようと思います。

なお、[開発者ツール]のホワイトペーパーは、次のページからダウンロードできます。

[開発者ツール]のホワイトペーパー(Microsoftサイト)

また、[開発者ツール]に関する説明と使い方は、下記ページが詳しいです。

Internet Explorer 8 の開発者ツールの概要(Microsoftサイト)