Privateステートメント
構文
Private [WithEvents] varname[([subscripts])] [As [New] type]
キーワードWithEventsは省略可能です。 ActiveXオブジェクトによって起動されるイベントへの対応に使われるオブジェクト変数であることを示します。
varnameには、変数の名前を指定します。
subscriptsは省略可能です。配列変数の次元を指定します。
キーワードNewは省略可能です。オブジェクトを暗黙的に作成します。
As節は省略可能です。変数の型を指定します。
解説
モジュールレベルで使用して、プライベート変数を宣言します。プライベート変数は、宣言されたモジュール内でのみ参照できます。
キーワードWithEventsは、クラスモジュール内でしか使用できません。
宣言する変数が配列変数だった場合、subscriptsで次元を指定できます。subscriptsを省略すると動的配列を宣言できます。動的配列は、プロシージャ内で次元を指定できる配列です。
As節を省略すると、宣言した変数はバリアント型になります。
サンプル
次の例は、プライベート変数を宣言します。変数Numはモジュールレベルで有効なプライベート変数です。
Private Num As Integer Sub Sample() Num = 123 End Sub