Option Base


Option Baseステートメント

構文

Option Base {0|1}

解説

配列の添え字の最小値を指定します。

指定できるのは1または0です。Option Baseステートメントの指定をしないと、配列の添え字の最小値は0になります。

Option Baseは、モジュールの先頭に記述します。また、Option Baseの指定が有効なのは、Option Baseを記述したモジュール内だけです。

Option Baseを指定しても、Array関数またはキーワードParamArrayを使って作成する配列の添字の最小値は 0です。

サンプル

次の例は、Option Baseで配列の添え字の最小値を1に設定します。

Option Base 1
Sub Sample()
    Dim tmp(5), i As Integer
    For i = 1 To 5
        tmp(i) = i
    Next i
    MsgBox "1番目の要素は" & tmp(1) & "です"
End Sub

次の例は、Option Baseで配列の添え字の最小値を0(既定値)に設定します。

Option Base 0
Sub Sample()
    Dim tmp(5), i As Integer
    For i = 0 To 4
        tmp(i) = i
    Next i
    MsgBox "1番目の要素は" & tmp(0) & "です"
End Sub