構文
CreateObject(class)
引数classは、appname.objecttypeの形式で指定します。
appname…オブジェクトを提供しているアプリケーションの名前
objecttype…作成するオブジェクトの種類またはクラス
解説
ActiveXオブジェクトへの参照を作成して返します。
CreateObject関数の戻り値はオブジェクト型変数に代入します。
サンプル
次の例は、CreatObject関数を使ってMicrosoft Wordへの参照を作成し、D:\Test.docの1行目を表示します。
Sub Sample() Dim wdApp As Variant Set wdApp = CreateObject("Word.Application.8") With wdApp .Documents.Open FileName:="C:\Test.doc" .Selection.MoveDown Unit:=5, Count:=1, Extend:=1 MsgBox .Selection .ActiveDocument.Close .Quit End With Set wdApp = Nothing End Sub
※Tips
CreateObject関数で作成したオブジェクトへの参照は、参照終了後解放しなければなりません。オブジェクトの参照を解放するには、オブジェクト型変数にNothingを代入します。