機能と数式 | VBA | セミナー | オンラインソフト | お問い合わせ | その他
Top > Excel > 機能と数式

ラベルを使った参照



下図のようなデータがあったとします。セル範囲C2:C5を合計するとき、一般的には「=SUM(C2:C5)」という式を使います。しかし、今回解説する「ラベルを使った参照」を使うと「=SUM(横浜)」という式で合計が求められます。もちろん事前に名前の定義などをする必要はありません。



「ラベルを使った参照」を有効にするにはExcelのオプションを変更しなければなりません。[ツール]メニューの[オプション]をクリックして[オプション]ダイアログボックスを表示します。[計算方法]タブを開き[数式でラベルを使用する]チェックボックスをオンにして[OK]ボタンをクリックしてください。

クリックすると拡大します。拡大画像はクリックすると消えます ←これをオンにしないと使えない

これで準備は完了です。あとは数式の中で参照したいラベルを指定します。ラベルとは「リストのタイトル」のことです。上図で、セルC2:C5の数値は「横浜」に関するデータです。言い方を変えれば、セルC2:C5には"横浜"というタイトルが定義されていることになります。このように、行と列で構成されたリストの「行タイトル」「列タイトル」を、あたかも名前を定義したように数式内で使用できる機能が「ラベルを使った参照」です。まぁ、理屈は難しいですけど、何度かトライしているうちにイメージできるようになるでしょう。

それでは、いくつかの使用例をお見せします。上図のデータでは、次のような式が使えます。しつこいようですが、名前の定義は何もしていません。



ラベルを使った参照は、リストのタイトルをExcelが自動的に判定しすます。ということは、ひとつ疑問が生じます。ワークシート内に同じラベルが複数入力されていたらどうなるのでしょう?たとえば次のような場合です。



これは、実際にやってみればわかります。そして「Excelは賢いなぁ〜」と再認識できます。
セルG3に「=SUM(横浜)」と入力してEnterキーを押すと、次のようなダイアログボックスが表示されます。「横浜」というラベルが複数あるけど、あなたが使いたいのはどっち?と聞いてくれるのです。もし「2月実績」の「横浜」を計算したいのでしたら、セルD9をクリックして[OK]ボタンをクリックします。

クリックすると拡大します。拡大画像はクリックすると消えます

さらに素晴らしいのは、セルのタイトル文字列を変更すると、ラベルを使った参照式も自動的に変更されるというメリットもあります。

クリックするとアニメーションGIFを表示します。アニメーションGIFはクリックすると消えます

ラベルを使った参照は、[計算方法]タブの[数式でラベルを使用する]チェックボックスがオンになっていないと使えません。すでにラベルを使った参照式を使っていて、後からオフにした場合には、次のような確認メッセージが表示されてラベルがアドレスに変更されます。








このエントリーをはてなブックマークに追加