グラフのオプション


グラフのネタをもうひとつ。

Excelの[設定]ダイアログボックスには[グラフ]というタブがありました。そこでは、折れ線グラフで空白データをどのようにプロットするかとか、非表示になっているセルをプロットするかどうかなどを指定できました。

この[グラフ]タブは、グラフを選択しているときだけ操作が可能でした。Excel 2007では[設定]ダイアログボックスも大きく変化したので、グラフを選択しているからといって何かが変わるわけではありません。では、これらの設定はどこで指定すればいいのでしょう。

1.リボンの[グラフツール]-[デザイン]を開き、左から2番目[データ]グループの[データの選択]ボタンをクリックします

2.表示される[データソースの選択]ダイアログボックスで[非表示および空白のセル]ボタンをクリックします

3.表示される[非表示および空白のセルの設定]ダイアログボックスで設定します

これを見つけるのには苦労しました。今までのUIが「グラフの設定」だったのに対して、Excel 2007ではまず「データの選択」を実行しなければなりません。それで表示される[データソースの選択]ダイアログボックスは、通常データのプロット位置を変更したり、軸のラベルを設定するときなどに使います。まさかここから「空白セルのプロット」と「非表示セルのプロット」が開くとは想像できません。