初めてアルファ版を触ったとき、個人的に喜んだ機能がこれです。大きいブックを開いたときなど、開き終わるまでに時間がかかりますよね。そんなときは、[Esc]キーを押すことで開くのをキャンセルできるようになりました。
開いてから「あ、しまった…これじゃないや」と思っても、今までなら"後の祭り"。おとなしく開き終わるのを待つしかありませんでした。もちろん、保存するときにもキャンセルできます。
保存を途中でキャンセルすると、ご丁寧にも次のようなメッセージが表示されます。
そりゃそうですね。保存できたかどうかは重要な問題ですから。
ワークシートが大きくなった分、巨大なセル範囲を操作する機会も増えるでしょう。うっかり巨大なセル範囲に対して何かの操作を行ったときも、途中でキャンセルすることが可能です。
たとえば巨大なセル範囲の文字色を変更した場合、処理の途中でキャンセルすると、そのキャンセルした時点まで処理が行われます。時間のかかる処理に対しては、もうひとつの工夫が施されているのですが、それはまた別の機会に。