ここでは、次のような動作を考えてみます。
UserFormを表示しても、正しいパスワードを入力しないと[実行]ボタンをクリックできません。
テキストボックスに正しいパスワードが入力されると、[実行]ボタンをクリックできるようになります。
Windowsのオペレーションで、お馴染みの操作ですね。
表示されているボタンが、クリックできるかどうかは、CommandButtonのEnabledプロパティで操作します。EnabledプロパティがFalseだと、ボタンの文字列がグレイアウトして、クリックできなくなります。そこで、テキストボックスに正しいパスワードが入力されたかによって、CommadnButton1のEnabledプロパティを切り替えてやります。
Private Sub TextBox1_Change() If TextBox1.Text = "1234" Then CommandButton1.Enabled = True Else CommandButton1.Enabled = False End If End Sub
UserFormを表示した直後は、絶対に正しいパスワードが入力されていません。だって、テキストボックスは空欄ですから。なので、UserFormのデザイン段階で、CommandButton1のEnabledプロパティをオフにしておけばいいでしょう。あるいは次のように、UserFormの初期化で設定する手もありますね。
Private Sub UserForm_Initialize() CommandButton1.Enabled = False End Sub